2023/10/11(水)に放送されたワールド極限ミステリー「欠陥住宅ミステリー」に出演した、一級建築士の岩山健一さん。過去にも数々のメディアに出演されています。
岩山健一さんは、一級建築士であり、「株式会社日本建築検査研究所」の代表取締役です。 阪神淡路大震災をきっかけに住宅の欠陥検査に着手し、平成10年に日本建築検査研究所を立ち上げ、市場における欠陥住宅の発生予防とその解決および紛争の支援を行っています。 岩山さんは、不動産業者や建設業者等との一切の利害関係をもたない消費者の味方として、これまでに2000件を超える手抜き・欠陥住宅の回復、救済を多数手掛けています。
また、岩山さんが運営するYouTubeの「欠陥住宅告発」チャンネルでは、欠陥住宅、欠陥マンションなど呆れるほどの実態を発信されています。
ワールド極限ミステリーの放送時刻に合わせて、欠陥住宅告発チャンネルに新規動画がアップされました!
また、欠陥住宅に関する著書も多数出版されています。
本日の放送を見逃してしまった方は以下から無料でご視聴できます。
岩山氏が検査して勝ち取ったタワーマンションの欠陥全面補修のストーリーが、上記で公開されている。
街のランドマークであるタワマン住まいは憧れの眼差しで見られるようになり、都心部では億を超える物件が即時完売することも珍しくない。だが、実際に住んでみると、思いもよらぬ構造上の欠陥やトラブル、不便さに悩まされるケースも少なくないという。
岩山氏は、「タワーマンションは、基本的に不動産の企画や開発を行うディベロッパーがゼネコンに依頼して建築します。皆さんはディベロッパーとゼネコンの知名度が高ければ高いほど、価値のある、安全なマンションだと思うでしょう?しかし、そんなことはありません。むしろタワマンは、欠陥の宝庫。安全に建てるのが非常に難しい代物なのです」と話している。
そもそもですが、住む前にマンションの欠陥を見つけるのは至難の技です。大切なことは不具合があったときに、どのように調査するかということ。不具合の原因がどこにあるかを徹底的に調べないことには、改修も何もできませんからね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/20934b56695361046c4027fc68f45f432dadc491
騒音トラブル
タワマンは騒音トラブルが意外と少なくない。縦に長い構造上、軽量化が求められ、居室の仕切り壁は鉄筋コンクリートではなく、頑丈なパーテーションのような軽い素材を使うケースが多い。そのため遮音性が低くなりがち。
異臭トラブル
タワマンはホテルのような“内廊下式”の構造であることがほとんど。一定の換気をしていても、臭いはこもってしまう。ペット飼育可の物件はとくにトラブルが多い傾向があり。
そのほか、タワマンの住民からは以下の声もあるという。
・日中は西日が直射して温室状態で思った以上に電気代がかさむ。
・高層階は強風が吹くと揺れを感じることがあり、乗り物酔いのような症状が頻繁に現れる。
・朝夕のラッシュ時は、10分近くエレベーターを待たなければならない。
タワーマンションは、憧れだけでなく、欠陥やデメリットもしっかりと想定した上で、よく考えて購入しなければならない。
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